里山を整備する

ゲゲゲのゲンさん

2011年08月05日 11:30

8月4日木曜日19:00~

 伊那市福島区公民館講堂にて、『里山を整備しよう!』の説明会を行った。私の義父(私婿養子)の友人が福島で喫茶店を営んでいる。ご主人に計らってもらって、こういう場を設けて頂き感謝です。
 
 今回の説明会は、『里山整備って何なの?』が趣旨。福島区には30haの個人所有の民有林がある。個人個人の集合体の区として、里山整備をしませんか?というご提案をさせて頂きました。

 林業の歴史を振り返ったとき転換期となったのは、第2次世界大戦であった。明治から大正、そして昭和の初期にかけて、日本の森林では膨大な量の木が切り出された。戦時中は軍需物資として使われ、戦後は空襲で焼かれた住宅の復興のため建材に用いられた。その結果、終戦からしばらくすると、日本の山はその多くがハゲ山と呼んでもいいほどに荒廃してしまった。1960年代、日本が高度経済成長期に入ると、政策主導で大量の植林が行われた。住宅建材の需要に応えるための単一樹種の森が次々と生まれていった。しかし、70年代以降、国産材よりも安い外材が輸入されるようになった。問題は、採算が取れない、人手がない、という理由で国産材は太刀打ちできなくなり、現在、日本の森林の多くが十分に手入れされないまま放置されている。そういう荒れて危険な森林が全国至る所にあるそうです。

 山師1年生の私、調べました。来場された区民の方々は当然知っておられた情報でしたが、若輩者の私が知らないというのでは話にならないので、確認の意味で資料配布しました。
 区民400戸Overのうち、関心を持って来られたのが、12名の方、ご足労ありがとうございます。非常に熱心で幾多の質問を頂きました。松くい虫対策や地主負担金や、施業時期など・・・。最終的には福島区会の議題に掛けて、区の意向調査をすることになりました。次に繋がる第1歩に感謝です。

 今回の資料作成に貢献してくれた友人のまさぴろさん、どうもありがとう。私は友人に恵まれているようです。色々な個性の持ち主で、私をフォローしてくれます。次回、『我是朋友』 について徒然なるままに紹介しますね。
 
 

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