元気もりもり森のひと！

　『こだわりを持つ！！』って聞くと皆さんはどう思いますか？

　松本市新村にある某建設会社時代にお世話になった上司パパズトトロさんから、たくさんの事を学んだ。現場代理人としての心構えや、工事完成に向けての進捗管理や、仕事と家庭の両立などの人生観を学んだ。特に仕事に関しては、『こだわりを持って仕事をしている人は嫌いじゃないなぁ！ここは譲れないってこだわりを持って仕事をしないか？！』と・・・・。


　誰もが多かれ少なかれ、無意識に、こだわって生きている。その”無意識のこだわり”を揶揄されたり、からかわれたり、バカにされたりすると無性に腹が立つ。じゃあ、その「こだわり」を公言して、友人知人に周知してもらい、どうどうとこだわって仕事をしたら、日々有意義に過ごせるのかどうか、少なくとも腹が立つことはなくなって、心情的には安定しますよね。わ、私の周りにはこんなこだわり人がたくさんいる。


　その一人、その名は、”まさぴろ”さんです。彼のこだわりは、『庭のある家づくり』を掲げる精鋭の建築士さんです。建築の設計士さんていう人種は、『こんな家は？こんなコンセプトの家は？』と先ず、家にこだわるんですよ。機能的な、動線的な、経済的な、・・・。衣食住ですから、基本は基本です。私も含めて大概の人は、予算の余力で車庫や物置、門柱や塀、そして庭でしょうね。

　でもこの”まさぴろ”さんのこだわりは、余力予算の　に、にわ、庭があるが前提の家づくりなんですよ！！面白いこだわりで、好きだなぁと感心しています。お金抜きでは当然成り立たないから、施主さんとの念入りな対話が必要ですし、ビジョンの明確化や、もしかしたら人生観にも介入していかないとならないのかもしれません。”造って出来上がってさあ終わりっ”ていう一見様の営業はしたくない”まさぴろ”さんですから、苦労は従来施工の倍以上掛かるでしょうが、彼らしい、こだわりのある、庭のある家づくりに期待しています。