2011年09月28日

のうきょうって何よ?

 9月28日水曜日

 ウィキペディア フリー百科事典より抜粋

 農業協同組合 略称:農協(のうきょう)は、日本において農業者(農家および小規模農業法人)によって組織された協同組合。

 全国農業協同組合中央会が組織する農協グループを、JAと呼ぶ。

 加入者は、大半が零細の米作農家である。そのため、JAは米を中心に活動を行っている。

 農林水産省は、最初はJAの存在が本来の農業協同組合のものではないとして否定的であったが、次第に農業政策の下部組織として使うようになる。

 このため、自発的な会員組織としての性格は薄く、政府を頂点とする上意下達のための組織と見る向きもある。

 事業内容は多岐にわたるが、主要事業(いわゆる「農協3事業」)として次の3つが挙げられる。
  ①経済事業 組合員の生産物(農産物)の販売(販売事業)
  ②信用事業 JAバンク →JA貯金
  ③共済事業 JA共済の加入とりまとめ

 『農協で扱っていない事業があるならば、風俗業とパチンコぐらい』と言われるほど多岐に亘る。

 JAは、体質として法令違反を非常に行いやすいものとなっている。その理由として、以下を挙げている。
  1)会員に、零細農家が多い … 意識が低いため、少々の不祥事があっても、何でも頼めるJAを頼る
  2)行政との一体化 … 実質的に農水省の下部組織として活動しているため、何かあっても救済がある
  3)JAの事業には、初めから法令違反を前提としたものがある …
       米流通は、闇流通の米を前提にしなければ回らない代物となっていた
  4)一地域一JAという体制は、一地域における独占状態を招く。そのため、意識がゆるむ



  農業1年生の私、幾多の疑問点がある。
                                  上記の赤く太くした箇所の文 
 まずは調べる。ウィキペディアで調べる。
                                  どう思いますか?
 今度は聞く。農協職員に聞く。
                                  これが現状で、この先も現状通りになるのか?
 多分 答えは返ってこない。
                                  米作農家で、零細農家で、JAしか頼みどころがない農家で・・・。
 脱農協でやっていこうか?やっていけるの?

 やっていくしかないだろうね!!!

 3.11大震災が起こっても、毎年のように 減反政策で、調整願います!だもんね。田植え時期は、5月ですよ。協議する時間はいくらでもあったのに、コメ不足の事態を心配していないし、出来ないのが現状でしょうね。JA単体が心配したとしても、農林水産省とは上意下達だから、答えがでないんでしょうか?

 いずれにしろ、農協は、農協職員の生活のための農業共同企業体に成り果ててしまった。組合ではないのです。

 我々を含めた各農家も、

  意識が低いため、少々の不祥事があっても、何でも頼めるJAを頼る

 を止める勇気を持たねばならない。この課題が一番のネックだと思います。過疎地へ行けばいくほど、JAにずっぽしだし、依存度合いが巨大すぎる。いざとなったら助けてはくれない事に早く気付かないといけません。

 1983年6月初版 『シュナの旅』

 宮崎駿が徳間書店のアニメージュ文庫から出した

 全ページカラー作品のファンタジー絵物語。

 この中で主人公のシュナ君は麦の種を求めて旅に出る。

 貧困の地元の主食になるべくして命を懸ける。

 終盤には畑一面金色の世界。祈願成就である。

 『風の谷のナウシカ』のばば様の言い伝えにも

 『金色の野に降り立つべし。失われし大地との・・・・・』

 日本の四季、今は秋、この秋にも金色の風景がある。それがコメだ!!たわわに実った稲穂一面の景色を見ると、心がウキウキする。ワクワクする。風が吹き抜けた後のざわめきには心が躍る!!!誰だってそう思うに違いない。農協職員だって、農林水産省の役人だって然り。頼むから、青き清浄の地へ導いてくんなまし~。

  


Posted by ゲゲゲのゲンさん at 08:00Comments(0)

2011年09月20日

人も、機械も

 9月20日火曜日 台風による雨空

 稲刈りのシーズン到来。

 秋雨前線との駆け引きが、今回は台風も土俵入り。

 雨が降ると、稲穂が濡れるばかりでなく、田んぼに水がつく。

 コンバインは走れないし、機械に絡み付いて厄介になる。

 雨のあとは、しばらく無理をしない方が良い。

 が が が~、

 今日において専業農家なんてほとんどいないから、週末休みになると稲を刈らねば・・・の習性行動に入ってしまう。

 どんなにベタベタでも、どんなに土が入っていても、乾燥機屋に持って来る。始末が悪いのだ!!


 あとお願いねって、笑顔で言われてもなぁ。

 うちにも中尾ライスセンターという、築23年なろうとしている施設がある。ここら地域の民間施設としては一番古い。乾燥して、コメを袋詰めして、農協へ共出するようコンテナ積みするのだが、やはり、年には勝てない。

 人も 機械も 年には勝てないヨ!!

 乾燥機は全部で7基あるが、今年は№1の長老が再起不能になって引退してしまった。

 原因は、老朽化であるが、無理が祟ったのではなかろうか?と推測する。


 なぜなら、先述したように、濡れ濡れのコメを持って来て、必要以上に乾燥かけて酷使している。無理しているんですよ、実際は・・・

 共出するにあたっては、乾燥度合いを 14.5% 程度(含水度合)という基準があるから、それに向けてガンガン灯油を焚きまくって乾燥を強いるから無理しているんです。

 ライスセンター搬入時の含水度合を、せめて20%くらいにして持って来て欲しいですなぁ。60町歩くらいのコメ量を裁くものですから、無理せず良い乾燥状態にしたいものです。

 20数年前の灯油代やら、コメの価格やら相場変動があるにしろ、今の時代経費を削減して行いたい。灯油は焚きたくないし、人件費は掛けたくない。農業が儲かる時代ではないのは明白です。機械老朽化による新規設置する乾燥機のお金の補助金もつかないこのご時世。持ち出しでの維持経費は頭が痛い。  


Posted by ゲゲゲのゲンさん at 23:58Comments(0)

2011年09月17日

さあ、始まったよ

 9月17日土曜日

 さあ、今年も稲刈りがスタートしたよ。

 天気は生憎の雨ですが、

 昨日午後からと、今日午前中に刈り取ったモミ袋が到着。

 乾燥水分を14.5%に設定して、乾燥機エンジン始動!!

 中尾ライスセンターも20数年にもなる。当然ガタがくる。

 あっやっぱり~

 №1~№6迄ある乾燥機の中で、古い順から昇べきの順に設置してある№1号機君

 長い間 お疲れ様でした。壊れて寿命を全うした。

 営農組合で生業にしている農家にとって、新規購入に戸惑いを抱く。

 一昔前なら、農協さんは銭を貸してくれたが、今はない。購入資金がない。

 いつからなのか 農民にとっての農協から

        農協職員のための 農協になっている。

 日本中の 農業がダメになっていくわけだ。

   貿易自由化を目指す経済的枠組みTPP導入前に 組織改革が必要だ。

 TPPで農業が死滅する前に 農協組織で食い殺されてしまいそうだ。

 原発問題でコメの需要は如何なものか?

 共出用に1袋30.7kgの容量で、いくらになるの・・・・?


 共に農地を守り 共に農業の復興を 共に駆け上がれ 頑張るぞ~!!  


Posted by ゲゲゲのゲンさん at 23:28Comments(0)