2011年11月26日
北京訪中珍道記 9 しゃぶしゃぶ鍋
11.13 12:20 さぶーぃさぶー、昆明湖一周クルージングで、体の芯まで冷え切った御一行は、白ナンバーTaxiを捕まえた。日曜日の、お昼真っ盛りなので、超渋滞。緑ナンバーの営業Taxiは捕まらないから、もぐりのTaxi屋と交渉して格安で移動しようとした。が、しかし、込み合っているようで前進してくれない。5分も乗ったかどうかで降車したら、島崎さんらは我々の前を歩いていた。Taxiより徒歩の方が早いなんて滑稽です。

頤和園東門より徒歩で10分くらいの所に、目的地しゃぶしゃぶ屋があった。北京市民お墨付きの、美味いと評判の店に入店。モワッと眼鏡が曇った程、あったかい。こりゃぁ天国だ!!『武涮堂(羊大爷涮肉)』穴場的店構え。注文はもちろん、はなちゃんにおまかせ。北京市民が良く食べる食材をチョイスしてもらった。
先ず出てきたものは、白菜なのかキャベツなのかテンコ盛り野菜。
そして付けダレが可愛い。ケチャップのようなものでタレ表面に、『 羊 』って書いてあるのは憎らしい持成し方でGood!ゴマをベースにした白みそ風のものが使われるみたいだが、その物の味は微妙。臭みのある羊の肉を食べるために、ゴマの風味が合っているからなの?焼肉で良く好んでジンギスを食べるが、中には臭くて堪らん(怒)という輩がいるが、私には理解できないというより、嗅覚が鈍感なのかな?などと思いを巡らせ、日本風ポン酢もありじゃない?と思いました。郷に入らば郷に従えです。大いに楽しもうぞ、諸君!!

出てくる肉は薄く丸まっている。しかもカチコチ。冷凍保存で解凍中なわけですな。というよりも、羊肉用の肉は、寒い北京ではカチンカチンに凍ったものを薄く切って売っているそうです。これもまた食文化交流。野菜類も見慣れない葉っぱが出てくる。まあいいや、煮て食えば大丈夫。干し豆腐?凍み豆腐みたいな硬い豆腐が出てきたり、春雨のお化けというか、一反木綿を食べているようで鬼太郎に怒られそう・・・。羊肉ばかりではなく豚肉も出て来た気がするが、肉になると目の色が変わるフードファイター達、証拠写真を撮っている間がありませんでした。(この店のHPより失敬^_^;)
最後はやはり、麺ですなぁ。日本もそうだが飲み会のあとや鍋のあとには締めの、そば、ラーメン、うどん類を頬張ると落ち着くんです。ここでは、ラーメンなんでしょうか、太麺でこしのある美味で思わず、お替わり頂戴奉り候。喰い倒れてしまった。
当然3.1%のビールでも乾杯するのだから、満腹後は睡眠欲も襲ってくるので一休み。しかし、湯飲み茶わんはないでしょ?!グラスを要求したら無いってさぁ・・・まぁ、似合っているからいいでしょっ、乾杯ぃ~・・・・
しゃぶしゃぶ鍋は、中心に筒状の穴が空いているホーコー鍋が使われている。ホーコー鍋の筒の中には、石炭なのか、炭なのか分からないが入っている。煙突のような筒は、実際に燃料を燃やす煙突の役割を果たしている。
火の加減を調節するには、この筒を開け閉めする。薪ストーブみたいで、エコでいい。見た目も不思議で食がすすんだ。私・・・・もう喰えんワ~・・・・ ゲフッ。。。
菊花茶 この季節限定らしいが、うまい。
中国での食いしん坊っていうのは、しゃぶしゃぶ料理を自ら調理する人のことを言うらしい。食材の下拵え、調達、味付け、鍋奉行と・・・・、なんでも仕切らないと気が済まない大食漢をそう呼ぶって!!
北京訪中珍道記 10 密会に使う部屋は・・・に続くはず
Posted by ゲゲゲのゲンさん at 12:00│Comments(0)
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